第16回国民文化祭・ぐんま2001

"農村歌舞伎inあかぎ"に向けて

2001年 9月30日(日)

 9月30日前日までに、北側のハネギ(はね木)を支える柱は、役員さんによって地面に埋められ立てられた。また、観客席の北側の高台にプレハブを2棟建てた。これは、前日までは、倉庫および宿直室として使われる。公演当日は楽屋として使用予定。

 

 

 

 

 今回は、南側のハネギ(跳ね木)を支える柱(桟敷席の柱)を3本1組にし、土中に固定する作業

 かすがいで留める  クレーンで吊る

慎重に下げる  

水平に置いた2本の檜の間に入れ、ばん線で固定し、全体をL字型にして土中に埋める。

 檜の先は道路側に出し、ハネギの根をここに固定する。

さらに、舞台の周りを囲む「小屋掛け」の作業

 等間隔に穴を掘る  檜の柱を立てる

  

 (この後の作業では、竹かごをつけ、「みながわ」を掛けて大きな芝居小屋になる。)

そして、今回、地元の農家から養蚕で使用していた「竹かご」約150枚の寄付を受ける。

 (現在、この竹かごを作る職人がいないのでとても貴重な物となっている)

 

どなたか、いらない竹かごがありましたら寄付をお願いします!! 大事に使わせていただきますので.... 

 

 

 

 

 

この日は最後に「木遣り」の練習をして解散!! 

2001年 10月 8日(日)

小屋掛け

 枠組み  竹かご

 竹かごで覆う 

 舞台向かって左の屋根は雨が漏らないようトタンで覆う

 ハネギのアンカー  土嚢を積む

その上にハネギを固定する(跳ね上がらないように) 

ハネギの一番木を組む(杉の木の先にロープをつけ引く)

ばん線で縛る縄で化粧

徐々に降ろす

 アンカーに固定し跳ね上がらないようにし完成

 ハネギを縛る前 

 客席の後を囲う 

日没になり作業終了。

ハネギは三番木が割れてしまうというアクシデントがあった。赤城山で育った杉は寒さのため年輪がつまっていて堅く割れやすい!!

2001年の公演準備3  2001年の公演準備