2018.10.24 (水曜日)
『 順調に進んでいる建設工事 』
今朝は15度、週間予報で10度以下になる29日をしのげば、完成したハウスへ
運び込めそうだ。電気工事も入り、暖房機の据え付け、配管と進み、換気扇と循
環扇の配線、配電盤の組み込み工事の段階まできた。換気装置の部品と換気
扇の制御盤ができてくれば完成する。ベンチ工事も始まった。灌水設備と出入り
口のコンクリート工事、貯水槽の工事とパットへの配管設備が残っている。
2018.10.22 (月曜日)
『 朝の冷え込み 』
6時の気温が7度、昨日の9度と連続で寒い朝。外に出してあるカトレヤをハウス
に持ち込みたい。早く完成してほしい、気持ちがあせる。昨夕は、急場しのぎで、
古いカーテンフィルムをベタ覆けした。凍らせない手当てで必死になっている。最
悪は既存のハウスの通路に持ち込むしかない。
2018.10.10 (水曜日)
『 7号棟カーテン張り替え工事 』
エフクリーン屋根の割には傷まなかったフィルム。コーティングワイヤーがもたな
かった。10年でむけはじめた。3層ともオレンジワイヤーに交換する。昨年から業
者に依頼していた仕事が今日からはじまった。
「 ハウスの新設工事 』
八月の基礎工事から雨に降られ、遅れに遅れた着工。どうにか凍るまえに完成
し、外に出してあるカトレヤを持ち込みたい。規模拡大の時代ではないが、隣地
が手に入り、やるなら今の勝負勘ではじめた。マーケットリサーチをすればノーの
判定が、経営診断をすれば不適格とされるだろう。幸い、近代化資金の手当て
ができた。初期投資が大きく、15年返済でも大変。どうにかなるさの思いっきり
が背中を押す。マインド先行、能天気な経営者といえる。
2018.9.30 (日曜日)
『 台風24号対策 』
暴風対策で側面のネットも巻き上げて固定した。屋根面の固定も念入りにして被
害を最小限に抑える。「嵐の前の静けさ」なのか、薄日もさしている。今の労苦を
惜しんで、被害が大きくなれば、復旧作業に多大な労力を要する。無駄な作業で
あったなら幸いということ。
2018.9.25 (火曜日)
『 ハウス回りの除草作業 』
雨の日が多く、ラウンドアップをまくチャンスがなかった。昨夕、風もなく散布作業
ができた。土手は草刈りで崩落を防いでいる。耕作放棄地に囲まれてしまい、雑
木まで生えてくる。農道が舗装されているのが救いだが、40年前に材料支給で
打ったコンクリートは、ひび割れがひどい状態になった。市に陳情して、局所的な
補修工事をしてもらった。
2018.9.22 (土曜日)
『 ヨトウガの防除 』
秋口はヨトウムシにカトレヤの花が食害される。アザミウマも密度が高くなってい
る。薬剤散布は夜間に自動煙霧する。ハウス園芸だからできる方法。明日の朝
には換気されて安全になる。簡単な作業だが、ついつい先送りする。つきまとう
蚊の退治も同時にできる。
2018.9.11 (火曜日)
『 暖房機の調子が悪い 』
2台入れたうち、1台は保証期間が過ぎた途端に故障してしまい、イグネーターを
交換した。今回は2台目がサーミスタ短絡エラー。13年もった。ノズル本体を販
売代理店に持ってゆき、修理の依頼をする。
2018.9.6 (木曜日)
『 自然災害は想像をこえる 』
不運にして再建不可能な打撃を受けることがあるかもしれない。起きる前から心
配する性分は、起きてから考えれば良い性格の人にはわからないだろう。様々
な想像をめぐらした危機管理は、被害妄想と映るかもしれない。自然の力には抗
えないと割り切ってストレスを溜めないほうが良いのだろう。災害復旧にあたると
きに、決意と実行力があるか。今まで、小さな困難は乗り越えてきた。
2018.8.26 (日曜日)
『 4号棟が41度 、この夏一番 』
東西棟のデメリットが夏の高温障害、土地の利用率優先で建てたハウス。メリッ
トは、秋からの日照不足に悩まされることがない。冬咲く品種の栽培に使ってい
る。グランデの花色は良く上がり、弁質も厚く咲く。ハウスは南北棟が理想だが
畑の形に制約される。もともと、施設園芸は狭い土地を利用して高収益をあげる
目的ではじまった。40年前は自分の畑しか利用できなかった時代。今はハウス
に隣接する耕作放棄地に唖然とするばかり。規模拡大するならチャンスでもあ
る。花消費の縮小した現実をみれば、馬鹿げた話。予測できない10年後に投資
をする勇気はあるか。、蘭の道は、いつも先を見ている冒険者がつくっている。
2018.8.17 (金曜日)
『 秋の雲に 』
風が爽やかな日、明日からも続いてほしい。9月狙いの、フィニーのシェード物が
半月くらい前進開花している。秋咲き系の花芽分化のステージが9月に間に合う
か、10月になるか微妙な段階にある。秋の品種補強に力を入れた効果がでて、
長期の欠品期間はできないと見ている。
2018.8.9 (木曜日)
『 台風13号 』
心配で早起きした。被害は無く通り抜けそう。満開のクサギの花が匂う、平穏な
朝。ハウス内は循環扇の微風に揺れるカトレヤの花、白カトレヤの香りが刺激的
に漂う、フィニーの香りは安堵感を満たしてくれる。
『 ポンプの故障 』
2号棟のパットに水を落とすポンプが回らない。電気屋さんが忙しくて来れない、
電話で原因を探して、修理のやり方を聞く。羽の固着だろう。電源を落とし、モー
ターのカバーを外して羽を手で回して緩める、油をさして電源を入れ正常に作
動。20年間使用した揚水ポンプ、交換のため新品の注文。工事は月末の予定。
全ての設備が古くなっている。減価償却を終えている施設だから仕方ないが、再
投資の負担は重い。洋蘭業界全般が同じ年次に来て、選択肢は、維持か縮小
か。攻勢的に拡大する選択もある。
2018.8.2 (木曜日)
『 パット&ファン装置の威力 』
気化熱冷房のフル稼働でハウス内の温度帯を30度前後に抑えている。外が40
度の時は乾燥しているので冷却効果は抜群になる。35度で湿度が高い日は効
果は低い。夜間はヒートポンプで冷房している結果、フイニーの花質は落ちな
い、大きな花が咲いている。
2018.7.21 (土曜日)
『 4号棟の内貼りフィルムの交換 』
職人さんの奮闘で、猛暑の中、カーテンの張替工事が済んだ。何年も前から工
事の依頼をしていたが、雪害の復旧工事が優先されていた。
2018.7.15 (日曜日)
『 猛暑日の連続 』
カトレヤは昼間、葉裏にある気孔を閉じて蒸散をしない、乾燥に耐える構造を
持っている。水分を蓄えているので熱に弱く、高温での葉焼けがおこるが、遮光
ネットがあれば夏越しは容易にできる。しかし、開花室は昼間も冷房して30度前
後に抑え、夜間も25度以下に下げる。電気代の回収を夏の収益でカバーできる
ことがベストだが、冬の燃料と同様で、年間のコスト計算のなかで考える。周年
開花には、高度な施設構造と計画的な開花設計が必要になる。植物工場に近い
環境は当然、高コスト構造になる。夏の消費量の減少にあわせた開花設計を試
行している。
2018.7.3 (火曜日)
『 夏草の除草作業 』
ハウスの外回りは除草剤を散布する。無風の日を選び、高温の中、汗だくの作
業、ラウンドアップの散布をした。ハウス内は手作業で抜いている。アグリシート
を敷いた防草対策が生える量を抑えている。外もシートが敷ける場所は防草効
果は高い。風ではがされない対策が必要。軽トラが通行する場所は破れてしま
う。
2018.6.21 (木曜日)
『 段ボール箱の値上げ 』
来月から、カトレヤの出荷箱が10パーセント、パフィオの箱が15パーセント値上
がりする。売り上げが伸びず、経費の増加を吸収できないでいる。保管場所に限
界があり、現行価格での買いだめはできない。
2018.6.14 (木曜日)
『 カイガラムシ防除 』
ネオニコチノイド系の薬剤は少し成分構成が違う農薬が多種類あり、輪番に使
用している。有機リン系を主軸に散布構成を組むのが柑橘類の防除基準となる
が、カトレヤは開花時期には薬害がでてしまう。アザミウマ類の防除を兼ね、ア
ルバリンを散布した。残効性のない薬品が多く、ムシの密度を観察して防除のタ
イミングを決める。アオダイショウが土手をはっていた。カエルの鳴き声に初夏を
感じる。
2018.5.30 (水曜日)
『 物置倉庫の建設 』
農地でも建築条件がクリアできる、パイプハウスの倉庫をハウス脇に建て、バー
クやポットなどの資材置き場にする。野積みしていたバークはナメクジの巣になり
やすい。トラックが入れる間口、三間半、奥行、六間の面積。これで農場全体の
整理ができる。
2018.5.27 (日曜日)
『 アザミウマの防除 』
スリップスの被害が花弁に目立つ。ネオニコチノイド系の散布をした。外から侵
入する季節、地域で生産している玉ねぎの収穫時期には毎年ムシの密度が高く
なる。
2018.5.17 (木曜日)
『 排水路の整備 』
梅雨期に備えてハウス回りの堀上作業をする。モグラ穴にはモルタルセメントを
詰めてふさぐ。崩れている排水路には廃材のコンクリート板で整備する。1号棟
から外に出る通路を新設する。高麗キジの姿が見える。オオルリの鳴き声も聞こ
える。画眉鳥に縄張りを奪われながらもウグイスも残っている。耕作放棄地が山
林のようになり手に負えなくなる。水利組合は消滅している。自分一人で草刈り
をして土手を守る。
2018.5.16 (水曜日)
『 重油価格76円 』
十二月末は70円。夏場の貯蔵タンクの結露防止で満タンにした。12180リッ
ターの給油、92万5680円。経費率の上昇に販売が追いついていない。栽培
技術の見直しをしながら収量の向上を目指している。
2018.5.6 (日曜日)
『 竹林の全伐 』
孟宗竹の伐採作業を四月から始めてひと月。急傾斜の山腹が切り倒して枯れた
竹の茶色に覆われている。人が踏み込めない倒竹の下から新たに伸びてきたタ
ケノコを切り倒す。直管パイプの先端にノコギリの替刃をビス止めして届く範囲の
タケノコを切る。潜れる場所は下から切る。また出てきたら切る。竹林の根絶を
数年計画でやる。残った竹には来年にラウンドアップを注入する。隣家の竹藪が
そのままにあり、侵入してくるタケノコを征伐する仕事は毎年になる。全伐の動機
はイノシシの食害、タケノコを掘り返した痕が無数にある。これを機会に竹の根
絶を思いたった。一メートル切りの時期は冬の間が定説だが、本業の合間をみ
つけての作業、実行できる時期が適期。竹が水をあげているので伐採は楽にで
きた。
2018.4.29 (日曜日)
『 戸外栽培 』
フジが咲く季節になり、カトレヤ栽培は戸外のほうが適している。ハウスからの搬
出と秋の搬入が労力面で大変。山上げ栽培と同じ工程からトラック輸送を抜いた
作業となる。屋根のフィルムを巻き上げる方法はハウスの改造が必要、パイプ
ハウスの新設も一考したが、強度的に台風と積雪の被害が心配になる。開花コ
ントロールしない株を栽培実験してみる。
2018.3.25 (日曜日)
『 冬草の除草作業 』
夏場に外へ出すカトレヤ栽培に挑戦してみようと、廃材のパイプで建てた外だし
場が冬草で覆われてきた。ラウンドアップの散布をした。先人の知恵、洋蘭草創
期の栽培技術を試してみる。冷房完備の栽培と対極なアナログ管理の比較は楽
しみ、初心を思い出す。足るを知る境地に至らない、やりたいことがいっぱいあ
る。
2018.3.13 (火曜日)
『 灌水作業 』
カトレヤは乾かして作る蘭で、他の作物から比べれば灌水回数は少ない。それ
でも水やりの仕事は労力配分の大きな作業。自動灌水装置を導入した人を羨ま
しく思うが投資金額が大きくて実現できないでいる。必要な経費があり過ぎて、優
先順位を決めるのに迷う。古い設備を直しながらも、苗の更新と連動した設備投
資が必要になっている。
2018.3.11 (日曜日)
『 内部遮光の開始 』
数日前の熱い日、保温から遮光カーテンに切り替えた。外からの荒風を和ら
げる効果と花焼けを防げる。寒暖の差が激しい時期で温度管理に振り回され
る。この冬は直射日光で栽培したので葉色が黄色い。赤みの種類はより赤い。
見栄えは悪いが切り花栽培のお手本のようだ。室温の上昇と雪の心配がなくな
れば外部遮光に切り替える。換気効率は外部のほうが良い。夏日がおおくなれ
ばパットに水を落とす。設備はあるので温度対策は万全になっている。スイッチ
の切り替えは人間がやらないといけない。判断と実行が収穫量をきめてくる。
2018.3.1 (木曜日)
『 ガラスハウスの天窓修理 』
春の嵐、こんな日に天窓が開いたまま閉まらない。築30年、マグネットの不調が
考えられる。在庫してある子器の交換で正常に作動した。天窓が外れてガラスが
割れたら大修理が発生した。古いハウスは故障がつきもの、毎日の見回りが重
要だ。予想される交換部品は調達しておく。緊急事態に職人を待つ時間はない。
長い経験と知識が危機を乗り越える。中の作物の大事さが身に染みているから
できる技、自らが職人、何でもできる百姓だ。
2018.2.20 (火曜日)
『 自動カーテンのワイヤー交換 』
築35年経過した3号棟。5連棟、角パイプのハウス。雪害でほとんど潰れたタイ
プ。温室内の蘭を守るため不眠不休で雪かきをしてつぶさなかった。9割も補助
がでて新築できたとしても、特殊な蘭は枯らしてしまえば復活できない。劣化が激
しいカーテンドラムは金属製の割ドラムに交換。皮がむけているコーティングワイ
ヤーの張り直しをした。制御盤もメンテナンスをしながら大事に使っている。洋蘭
切り花栽培はハウスが空くことがない。屋根の張替から中の修理、すべて大変な
苦労がある。自分で修理したり、応急処置もできないと施設園芸は成り立たな
い。
2018.2.13 (火曜日)
『 強い西風 』
寒暖の差が激しく、西風が天窓を揺るがす音がガタガタ、天窓の西側を手動で
閉めて片天、南風が入る東西棟は南側の天窓を閉めて片天にした。天窓を強風
で巻き上げられぬよう。室温の変化を平らにする。春に向かうこの時期は温度管
理に気をつかう。
2018.2.11 (日曜日)
『 昼間の高温 』
複合環境制御は設備費用が大きく、200坪クラスのハウスが独立して7棟もあ
ると現実的な設計にならない。立春以降の日差しは強く、30度を超える日が多
い。天窓が開くと外気の冷風でエアコン暖房が稼働する、換気と暖房のミスマッ
チがおこることがある。直射日光で作るカトレヤは、ハウスの場所によって葉焼
けがはじまる。驚いて遮光をはじめると全体的には日照不足になる。高品質なカ
トレヤの花を咲かせるには、葉焼けは勲章。省エネ意識が高度な環境制御をも
とめても、投資コストの回収ができない。
2018.2.8 (木曜日)
『 コナカイガラムシ 』
カトレヤには寄生しないコナカイガラムシがパフィオには着く。足があり、動き回
る種類。葉が密生するパフィオは、成虫は生き残り繁殖を繰り返す。密度が高く
なってからの防除で後手にまわることが多い。今は人畜に対して低毒性の農薬
が主流で散布中毒の心配は少ない。自動散布機による無人散布でも、薬液を作
る際の原液の取り扱いに注意すること、顆粒剤でも粉立ちするタイプは吸い込ま
ない注意が大切。作業自体は簡単だが油断しない。
2018.2.2 (金曜日)
『 二度目の積雪15センチ 』
野菜の高値が報道されるが、路地物は収穫できない。下仁田ネギは畑が凍って
いて掘り取れない。育たない寒さが続く。近隣の農家の嘆きは伝わらないのか。
農産物の価格は安くて当たり前で、何割か上がれば大騒ぎ、家計を圧迫する要
因としてニュースになる。収穫量の少ない農家の収入を思いやる気持ちがない。
気象条件の影響を受ける農業は、価格競争になじまない。この機会に食糧政策
を考えるスタンスをテレビに望む。
2018.2.1 (木曜日)
『 暖房機のダクト修理 』
7号棟は10年経ち、送風ダクトの破れが暖房機本体付近に見える。そっくり取り
換える時期にあるが、年末に他のハウスを交換した余りのダクトを利用して応急
修理をした。ハウス内の温度の平準化は循環扇でやるが、送風が正常でないと
暖房効率が悪く、燃料の無駄がおきる。エアコン暖房と併用しているが、霜取り
機能の問題で朝方の冷え込み時間は暖房機の稼働で温度を維持している。
2018.1.26 (金曜日)
『 水道管破裂 』
完璧に氷結している時間帯には気が付かない。昼過ぎに融けてきたら水が噴き
出している。日陰の場所、保温材を巻いているが破裂した。業者に修理しても
らった。うちが四件目の修理。今夜から毛布をかけて蛇口まで覆うようアドバイス
された。
2018.1.25 (木曜日)
『 重油価格72円 』
氷点下の朝が年末から続いている。今週はマイナス8度が珍しくない。燃料の補
給をした。11,160リッター、約80万円。
2018.1.23 (火曜日)
『 積雪20センチ 』
昼間から降り始めて、暗くなる頃は小降りになり、ハウス倒壊の心配はないと判
断してカーテンを自動で閉めたまま開けなかった。23時には降りやんでいた。保
温を優先した選択で、倒壊のリスクがないと判断したからだ。本来は熱を屋根面
に逃がす倒壊対策が必須であり、安眠できる。
2018.1.19 (金曜日)
『 カズオ イシグロ 』
ノーベル文学賞の授賞式、パフィオ切り花、グリーンのスジ花が装飾してあった。
昨夜のBS1、「カズオ イシグロ」 インタビュー番組での映像。ヨーロッパでは
公式行事に蘭を使う文化が定着しているようだ。グローバリズムによる格差
の拡大は、反動と分断を生み、世界が不確かな時代にあるという。
2018.1.7 (日曜日)
『 ビー、アンビシャス 』
TOKIOの歌から。懐かしいフレーズに青いイメージと気恥ずかしさを感じながら、
老境に向かう、これからの生き方を鼓舞してくれる。新年早々、カトレヤの交配
を実行した。実生選抜は次世代の親株の確保を目的とし、カトレヤ栽培の継承
には必要な仕事だ。経営的に負担にならない程度の数を交配する。徒労のリス
クは、長期的な視野で経営の中に取り込んでゆく。優れたオリジナル品種の存
在は、立派なブランド力となり販売力を高める。今年は、命名して登録する個体
があり、ネーミングを考えている。