awkのスクリプトは「パターン」と「アクション」の2つの部分からなります。
例えばこれはawkという文字を含む行を出力させるスクリプトで、{ }でかこまれた部分がアクションです。アクションは{ }でかこむのがルールです。
/awk/{print}
「パターンにマッチした行にのみアクションを作用させる」というのが本来のやりかたですが、パターンを省略するとすべての行(レコード)にマッチし、アクションを省略すると、マッチした行を出力します。
先に示したスクリプトはすべてパターンを省略していますので、全部のレコードにアクションが作用しています。
初出 NIFTY-Serve「みんみんネット」1996/09/05 (Thu) 18:08:41