みなさん こんにちわ
ここのところ細かい話ばかりで申し訳ありません。次の次ぐらいまではこんな感じで細かい話になります。ただ、ちょこっと使うぶんには一連の細かい知識は全然必要ありません。
極端な話、例示したスクリプトから必要なところだけカット&ペーストすればある程度の処理系はできてしまいます。ここら辺もすべてテキストでやるawkの強みですね。
閑話休題。懸案の演算子のまとめです。例によって種本は「テキストデータ料理学(翔泳社)」です。
式1 = 式2 式1に式2を代入 代入された値を返す 式1 += 式2 式1 = 式1 + 式2 と同じ意味 代入された値を返す -= *= /= %= ^= 上に準ずる
式1 ? 式2 : 式3 式1が真ならば式2、偽なら式3
式 || 式 or 成立1それ以外0
式 && 式 and 成立1それ以外0
式1 in 配列 式1が配列の要素か そうならば1それ以外0
式1 ~ 式2 式1が式2にマッチ マッチなら1それ以外0 式1 !~ 式2 上の否定
式 == 式 等号 そうならば1それ以外0 式 != 式 上の否定 式1 < 式2 不等号 そうならば1それ以外0 > =< >=
式 式 文字列連接 つながった文字列を返す
式1 + 式2 和 計算結果 式1 - 式2 差 計算結果
式1 * 式2 積 計算結果 式1 / 式2 商 計算結果 式1 % 式2 剰余 計算結果
+式 式の値そのまま -式 符号反転 式の値のマイナス !式 論理否定 真偽の反転
式1 ^ 式2 累乗(式1の式2乗) 計算結果 式1 ** 式2 同上
++式 インクリメント前置 式 + 1 式++ インクリメント後置 式 --式 デクリメント前置 式 - 1 式-- デクリメント後置 式
$式 フィールド参照 式番目のフィールドの値
多少補足を要する部分がありそうなので次発言で。
初出 NIFTY-Serve「みんみんネット」1996/09/19 (Thu) 17:26:59