「病気は陰陽で診て、五行で治療する」のように言われます。
つまり診察の最初は、五臓に分けるのではなく、陰陽で分けなければなりません。
ともすれば「何系で治療しようか」という結論を急いで、五行的要素の収集に執着してしまうものです。
本来診察において、陰陽混沌としている病症から、陰陽を分かち、陰陽の比率や要素から五行に整理していくのです。
一難: 寸口で死生吉凶を知る。 二難: 尺寸→陰陽 三難: 大過不及→虚実 四難: 呼吸→浮沈 五難: 脈の軽重 六難: 陰勢陽虚/陽勢陰虚 七難: 三陰三陽の脈 八難: 寸口脈平らにして死す→生気絶 九難: 臓腑の病を別知 十難: 一脈十変 十一難: 脈五十動に一止 十二難: 虚を虚し、実を実する。 十三難: 色・脈・尺 |