脈の話

『黄帝内経』素問・霊枢
三部九候診: 頭・手・足
人迎脈口診: 頚・手

『難経』
寸口診: 寸(関)尺
呼は肝腎、吸は心肺、脾は呼吸の間に穀味を得。
心は浮にして大散、肺は浮にして短渋。
肝は牢にして長、腎は按じて濡、挙げて来ること實。
陽:浮.滑.長.  陰:沈.短.渋
三陰三陽: 少陽:乍小乍大・乍短乍長 陽明:浮大短 太陽:洪大長
太陰:緊大長 少陰:緊細微 厥陰:沈短敦
四季: 春脉弦.夏脉鉤.秋脉毛.冬脉石.

『脈經』
二十四脈
浮・孔・滑・実・弦・緊・洪
微・沈・緩・嗇・遅・伏・濡・弱
長・短・虚・促・結・代・牢・動・細

人迎気口診
人迎: 左関前一部 気口: 右関前一部

『脈訣』
七表八裏九道の脈

『傷寒論』張仲景
 六祖脈:浮・沈・遅・数・虚・実

『万病回春脈法指南』
 病因は、虚実・寒熱の四つに留まる。脈診もその大綱を定めてこれお察する。
→祖脈
 例えば、浮にして大なれば洪とし、浮にして弱ければ軟とし、沈にして弱ければ弱とするがごとし。

『脈法手引き草』
 平易な言葉で脈論を解説