1.肩が痛い、凝っている。という主訴なのですが、触診しても局所に緊張や硬結等何も見当たらず、背部や腰部に緊張が強かったり、全身どこにも反応がなかったりすることがあり、どうすればいいか困ってます。
漢方的な立場で診た場合、どの様な対処法が考えられるでしょうか?
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2.手技療法に 経絡治療を どのように活かせるのか?
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3.手指、てい鍼等の刺さない鍼で どのような治療ができるのか?
又どのような治療効果が期待でき、そこからどう発展させて手技療法を行っていけば良いのか?
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4.初心者に本治法はできるのか?
標治法だけでは だめなのか?
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5.筋肉(特に背腰部)を対象に触診した場合、表面的な筋緊張(筋膜の張り?)や深部の硬結(索状や繊維状)、力のない部分などに分けられると思います。
これらを寒熱、虚実で診た場合、どの様な分類や考え方があるでしょうか?
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6.以下の症状は東洋医学的に見てどういう状態だと思われますか?
治療法、養生法などはどのようなことが考えられますか?
・40代男性。筋肉質。
いつでも足先が冷えている。それなのに足先に汗もかく。便秘症。
・30代女性。中肉。
夏になると手足の先がほてって眠れない。触るとさほど熱いわけではない。
・30代女性。中肉。
年に何度か、明らかにお腹がふくらんで、吐き気もして動けなくなることがある。受診してもウイルス性の胃腸炎では?などと言われるが絶対違うと思う(本人談)。
そのとき特に便秘がひどいという訳でもない。
頸から腰にかけて、特に頸の緊張が強い。下腿の浮腫。
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7.マッサージをすると必ず首から上にだけ異常に汗をかく人がいます。刺激量など何か問題があるということでしょうか。
・わりと体格の良い40代男性。
主訴は腰痛。
左半身の緊張が特に強い。
足の冷えなどはない。
緊張が強めなので、力度も強めで施術してきた。
・40代男性。体格が良い。
主訴はたいてい肩甲間部のコリ。
全体的に緊張が強い。
なので、力度も強めで施術してきた。
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質問の追加がありました。
6月は、急性腰痛の患者さんが続出でした。
季節、気候的要因など、漢方医学的に見て何か理由があるのでしょうか?
また、予防法などが有りましたら教えてください。
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- 「灸で脈は変わりますか?」
- 素問;
- 血気形志篇第二十四
- 形樂志苦.病生於脉.治之以灸刺.形樂志樂.病生於肉.治之以鍼石.
- 形が楽して志が苦、病は脈に於いて生ず。灸刺を以って治し之く。
- 形が楽して志も楽、病は肉に於いて生ず。鍼石を以って治し之く。
- 通評虚実論篇第二十八
- 帝曰.經虚絡滿何如.
岐伯曰.經虚絡滿者.尺熱滿.脉口寒渋也.此春夏死.秋冬生也.
- 帝曰.治此者奈何.
- 岐伯曰.絡滿經虚.灸陰刺陽.經滿絡虚.刺陰灸陽.
- 帝が曰く、経が虚し絡は満は何か。
岐伯が曰く、経が虚し絡は満は、尺が熱満し、脈口は寒渋なり。此れ春夏は死し、秋冬は生きるなり。
- 帝が曰く、此れの治は何か。
- 岐伯が曰く、絡は満ち経は虚、灸は陰にて刺は陽。経は満ち絡は虚、刺は陰にて灸は陽。
- 刺瘧篇第三十六
- 瘧脉小實急.灸脛少陰.
- 瘧して脈は小さく実して急、灸は少陰の脛(すね)。
- 霊枢;
- 邪氣藏府病形第四
- 在足少陽之本末.亦視其脉之陷下者灸之.其寒熱者.取陽陵泉.
- 足少陽の本末に在りて視して亦(また)其脉の陷下は灸を之く(=do)。其の寒熱は陽陵泉を取る(取穴し鍼の意)。
- 經脉第十
- 盛則寫之.虚則補之.熱則疾之.寒則留之.陷下則灸之.不盛不虚.以經取之.盛者.寸口大三倍于人迎.虚者.則寸口反小于人迎也.
- 盛は則ち寫を之く(=do)。虚は則ち補を之く(=do)。熱は則ち疾を之く(=do)。寒は則ち留を之く(=do)。陷下は則ち灸を之く(=do)。
- 不盛不虚は以って経を取るを之く(=do)。盛は寸口の大きさは人迎于(=〜において)三倍。虚は則ち寸口は反して人迎于(=〜において)小なり。
- 癲(動作停止)狂(行動異常)第二十二
- 脉癲疾者.暴仆.四肢之脉.皆脹而縱.脉滿.盡刺之出血.不滿.灸之挾項太陽.灸帶脉于腰相去三寸.諸分肉本輸.嘔多沃沫.氣下泄.不治.癲疾者.疾發如狂者.死不治.
- 脈での癲疾(てんしつ)は、暴仆(ぼうぼく;激しく倒れる)し四肢の脈は皆が縱に脹れて脈は満ち.盡(じん;残りなく出してしまう)刺の出血す。不満は灸を之く(=do)は太陽の挾項(天柱と大抒)。灸を帶脉于(=〜において)腰を相去三寸、諸分肉の本輸。嘔くが多く沃沫(口の泡)し、気下泄(際限のない放屁)するは不治。癲疾(てんしつ;体が動かなくなる)は、疾発(発作時に暴れ狂う)の如く狂うは、死して不治。
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「硬結の漢方的解釈は?」
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「冷房もしくは冷房病の漢方的とらえ方は?」