好発 女性 30〜50歳代
30歳代から50歳代で発病する人が多く認められます。また男性より女性に多く認められます(約3倍)。
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●関節症状
●関節外症状
間質性肺炎、肺線維症、胸膜炎、血管炎、目の症状(強膜炎、シェーグレン症候群)
皮下結節
肘の外側、後頭部、腰骨の上など圧迫が加わりやすい部位の皮下にしこりを生じる
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●レイノー現象
手の指先などが、蒼白→暗紫色→発赤に変化する現象をレイノー現象といいます。ときに「しびれ感」や痛みを伴うことがあります。レイノー現象は、寒冷やストレスなどでより出やすくなります
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●検査、診断
リウマチの診断基準
(1)1時間以上続く朝のこわばり
(2)3個所以上の関節の腫れ
(3)手の関節(手関節、中手指節関節、近位指節関節)の腫れ
(4)対称性の関節の腫れ
(5)手のエックス線写真の異常所見
(6)皮下結節
(7)血液検査でリウマチ反応が陽性
リウマチの治療の目標は、
(1)症状の緩和
(2)関節の破棄や変形を予防
(3)破壊された関節の働きを再建する
(4)身体機能の保持
(5)QOL(生活の質)の維持
(6)寛解を導く
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●膠原病について
皮膚、関節、筋肉などの結合組織や血管などの炎症により皮膚や内臓などの全身組織に障害が生じる病気です。
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全身性エリテマトーデス(SLE)、関節リウマチ、多発性筋炎・皮膚筋炎、結節性多発動脈炎、強皮症。
発熱、体重減少などの全身症状がある。(全身性炎症性疾患)
複数の臓器に病変がある。(多臓器傷害性疾患)
再燃と寛解を繰り返す。(慢性永続性疾患)
種々の自己抗体が証明され、免疫機構の異常が原因に考えられる。(自己免疫疾患)