- 外気が暑ければ、もしくは運動などで体温上昇があれば水分を要求し、寒ければ、もしくは運動後の休息時に食物を要求し体内環境の安定に務めます。
“腑”の不具合は難経九難の“数脈”により「腑病」と診ます。
“数脈”が診れたなら次に“寸口”、“関上”、“尺中”のうちの、どこに特徴的な脈動があるかを診ます。
- 治療法則は難経六十九難です。
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- 脈の部位
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- 三焦
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- 病症と使用穴
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- 寸口
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- 上焦
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- 上がり過ぎた肝を下げるか
- 肝の瀉-行間穴
- 下がらない肺を下げるか
- 肺の補-太淵穴
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- 関上
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- 中焦
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- 脾の補-大都穴
- 瀉-商丘穴
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- 尺中
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- 下焦
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- 上がらない肝を上げるか
- 肝の補-曲泉
- 下がり過ぎた肺を上げるか
- 肺の瀉-尺沢
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