- 杉山和一が祭られている神社。この地が、後の江戸惣録屋敷、鍼治学問所。
元禄六年(1693年)本所一つ目の地を拝領(宅地1892坪余、河岸附792坪余)そこに弁財天社を祭る。
杉山和一(すぎやま わいち)1610年(慶長十五年)〜1694年(元禄七年)
近代日本鍼灸の中興の祖とされている杉山検校は、伊勢国安濃津(現在の三重県津市)
- 藤堂藩士杉山権右衛門重政(元和二年高虎に被呼出200石)の嫡男で幼名は養慶、
- 幼くして伝染病により失明した和一は家督を義弟に譲り刀を捨てて医の道に進む。
- 鍼の施術法の一つである管鍼(かんしん)法を創始。鍼・按摩技術の取得、教育を主眼とした「杉山流鍼治導引稽古所」を
- 開設した。そこから多くの優秀な鍼師が誕生。鍼・按摩の教育の他、「当道座」(盲人の芸能集団)の再編にも力を入れた。
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