九星の体質

2012916

九星とは、生まれ年が持つ性質を9つに分ける捉え方です。

その性質とはその年に生まれた人が持つ運勢や気質だそうです。

注:九星の一年は西暦と違い、1月1日からではなく立春からの365日になります。


自分の星を確認する

自分の生まれ年を昭和か平成の和暦にします。

1の位の数字と10の位の数字を足したものを、12からひきます。その数で九星が配当されます。

例)昭和44年生まれならば、4+4=8、12-8=4。九星は四緑木星となります。


例外として、足した数が12以上の場合は、その数から9をひき、出た数を12からひきます。

例)昭和48年生まれの場合、4+8=12、12-9=3、12-3=9。

九星は九紫火星になります。

また、12からひいた数が、9以上の場合は、さらに9をひきます。

平成2年生まれの場合、0+2=2。12-2=10。10-9=1。

九星は一白水星になります。


九星の性質の違いは、治療では尺膚の差として扱います。

尺膚として診る時には9つではなく5つに分かれます。

星の前に付いた五行がそれぞれの配当となります。

三碧と四緑は木、九紫は火、二黒と五黄と八白は土、六白と七赤は金、一白は水です。

それぞれの特徴は以下の通りです

<木星の尺膚>

前腕が見かけより細い、または薄く感じる。脂肪の柔らかさより筋ばった触り心地がする。

<火星の尺膚>

中肉。柔らかいだけではなく、その中に張りも感じる。

<土星の尺膚>

脂肪も筋肉もしっかり付いていて、触ると太く感じる。

<金星の尺膚>

筋肉が脂肪より多めに付いていて、堅く感じる。

<水星の尺膚>

中肉。肌理(きめ)が細かい、つるつる、柔らかい感じ。

これらの特徴は生まれついてのものです。人の尺膚にはもともと硬軟や大小の差があるのです。

これを踏まえて、患者さんの尺膚を季節に応じた良い状態にして治癒能力を最大限に発揮させるのが本治となります。