木暮正美
春が来ましたね!春がようやく来ました。寒さの間縮んでいた体もようやく伸びるようになってきました。 院内報も早いもので5号となりました。少しでも役立つ情報を提供できればと思いますが、皆さんの望む情報がどんなものかも知っておかねばと思います。アンケートをとってみるのも一つの方法だと思いますので、近いうちにご協力をお願いしたいと思います。 さて、今回からしばらく「健康」について皆さんと一緒に考えてみたいと思っています。 改めて「健康とは?」という問いかけをご自身でなさって下さい。意外とすぐには答えられないと思いますが、いかがでしょうか。むしろ現在、病気でいらっしゃる方には答えは簡単かもしれません。つまり、「現在私は◯◯で苦しんでいるがこの病気が治りさえすれば健康になれる」という答えを見つけやすいと思うからです。 まず、「健康」の定義になりますが、今まで(私自身を含めてですが)、「健康とは病気でないこと」ということに拘り過ぎてきたのではないでしょうか? 確かに病気であれば身体は思うように働いてくれませんし、心も沈みがちとなり、自身でも健康でないことに否応なく気付かされます。従って、病気を避けることによって健康になれると考えることは、一応間違いないでしょう。一応と断ったのは、まがりなりにも日本が世界で一番の長寿国になった背景には、この「病気でなければ健康」の考えのもと、感染症(結核、それ以外の肺炎など)対策がとられ、また、栄養の改善(塩分制限を含めて)などにより脳出血が減少してきた、という実績があるからです。 しかし、食生活が豊かになり、平均寿命が伸びた一方で、ふと「自分は病気ではないが、はたして健康か」という疑問を持つこともあるのではないでしょうか。また、逆に「自分は、◯◯(高血圧、糖尿病、高コレステロールなどで立派な病名を入れていただいても結構です)だが、健康だと思っているよ」という方がいても不思議ではないと思います。 さあ、もう一度お聞きします。「健康って何でしょう」少しずつでも良いから、答えが見つかるといいと思います。皆さんも考えてみませんか?
(次号につづく) |