あ ず ま 道
あずま道
「あずま道」という古道が二宮赤城神社の北を通っています。この道は、律令時代の都から陸奥国を結ぶ官道東山道の名残だといわれています。 あずま道は、飯土井町の村絵図(天保14年・1843)にも記され前橋市内での道筋は箱田、小相木、六供、天川大島、小島田、二之宮、飯土井を通ります。当時の東山道は、現在の一般国道のような重要な道でした。
残る古道 東山道 (二宮カルタ)
都のある地方を畿内とし、ほかに、東海、東山、北陸、山陽、山陰、南海、西海の七道に全国をわけておさめた。そしてこの七道へ通ずる官道をつくった。上野国(群馬県)は東山道に入っている。この道を、昔から略してあずまとかあずまおおかんという。
今井神社前の荒砥川に架けられている橋はあずま橋であり、飯土井の一の堰の橋もあずま橋である。あずまみちにあるためである。今井神社前から山中十字路までを鉄砲馬場と言われ、直線の競馬場である。冬季に農耕馬による競馬を楽しんだところである。


[前ページ」