CDを聴いて



 曲の感想をつれづれなるままに書き綴っていきます。

ブラームス:後期ピアノ作品集

 ヴァレリー・アファナシエフ(ピアノ)[1992]
      [日本コロムビア COCO-75090]

 3つの間奏曲 作品117
 6つのピアノ曲 作品118
 4つのピアノ曲 作品119

 一音一音が宝石のように美しいピアノです。
あまりに素晴らしすぎて、今はこれしか言えません。


ブルックナー交響曲第4番「ロマンティック」

 カール・ベーム指揮 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 [1973]
      [ポリドール POCL-5040]

 泉のように自然にわき出る音楽が心地よいですね。変に力まず、ウィーン・フィルの美しい音色をごく自然に引き出している感じです。このほうがブルックナーらしいのかなとも思います。様々な曲想が次々と現れては交わっていく、風の動きを感じるような演奏です。山の頂上ではるか彼方を見晴るかしながらこの演奏を聴いたら、気持ちいいだろうなあ。


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