DELLがきた!!



 3年ぶりに新しいコンピュータを買った。
 DELL社の、Dimension XPS M233s 。
 次のような仕様だ。

  CPU 233MHz MMX Pentiumプロセッサ
  2次キャッシュ 512KB PBキャッシュ
  メモリ 64MB SDRAM
  ハードディスク 8GB IDE
  ビデオコントローラ STB Nitro3D
      (S3 ViRGE GX)4MB VRAM
  サウンドカード AWE32 サウンドカード
  スピーカ Altec ACS90ステレオスピーカ
  CD-ROMドライブ 12/24倍速
  モニタ 17インチ トリニトロンモニタ
  モデム 33.6Kbps 内蔵型FAXモデム
  拡張スロット PCI×3, PCI/ISA×1, ISA×2
  USB 2コネクタ
  その他 109日本語キーボード
       インテリマウス
       日本語Windows95

DIMENSION XPS M233s

 このスペックで、279,800円である。この他、送料 3,000円と消費税の計で、296,940円と、30万円を切る価格で高性能のコンピュータが買えた。(価格は1997年10月現在)
 DELLは、アメリカで多くの実績を上げている通販メーカーである。申し込みは、インターネットで行った。( http://www.dell.com/jp/ )ホームページ上でマシンを選んで、オプションをボタンで指定する。例えば、標準4GBのハードディスクを8GBにしたいと思ったら、ラジオボタンをチェックすればよい。すると、即座に見積もり金額が表示される。それを見て買う気になったら、住所・氏名・電話番号などの事項を記入して申し込みのボタンを押せばよい。
 2,3日して職場に、DELLから注文を受けた旨のFAXが届いた。キャッシュカードの番号を連絡してほしいと書いてあったので、電話をして担当の方に伝えると、商品到着まで3週間かかるとのこと。後から注文請書も自宅に郵送されてきて、通販とはいえ、安心感がある。


本体、ディスプレイ、スピーカーの
3個口で宅配された。けっこうでかい。
 いままでEPSONのPC586MV(ペンティアム60MHz)という、最終世代のNEC互換機を使っていた。1995年の2月25日に買ったものだ。当時、ペンティアムを搭載したパーソナル・コンピュータは珍しく、486DX66MHzのCPUを積んだものが標準であったように思う。Windowsといえば、3.1を指した時代だ。
 今度きた Dimension XPS M233s は、マルチメディアタイプのマシンであり、MIDIなども、内蔵ボードで結構いい音で鳴る。ジョイスティックポートなどもついている。そして、何よりディスプレイの映像がクリアである。前のディスプレイと比べ、色の深みが格段に増した感じがする。富士フィルムのデジタルカメラDS−7で撮った映像を見て、このカメラがこれ程高性能だったのかと驚くほど、きれいに映る。
 処理速度の向上もはっきり体感できる。Susieなどのソフトで画像の一覧を読み込んでみると、はっきりする。1フォルダの絵をカタログにする過程で、今までは1枚1枚の絵が読み込む際にはっきり分かったのだが、今度のマシンでは、瞬間的に絵を読み込み、あっという間にカタログが出来上がる。
 Windowsの立ち上がりも、余分なソフトがインストールされてない分、早い。メインメモリも64MBあるので、通常の使用ではスワップがおこらない。

 日経パソコンに掲載されるベンチマークテストの結果でも、他社の Pentium II 266MHz 搭載のパソコンなどより高い評価を示しているが、これはDELLがCPUだけでなく、メモリやハードディスクの性能や連携も重視し、トータルで最適になるよう設計しているためであろう。これらCPUの足周りをきちんとしているかどうかは、カタログだけでは分からないことが多いが、パソコン選びでは重要であろう。
 そして何より、8GBというハードディスクの広大さが気持ちよい。今まで、ディスクの空き容量が少なく、新しいソフトをインストールする度に、他のどのアプリケーションを削除するか悩んでいたことから比べれば、なんと晴れがましい気分だろう。
 コンピュータを買ったときの楽しさは、ソフトをインストールする時に最も味わえるのではと思う。自分のコンピュータにソフトを追加して機能を高めていく喜び。CDドライブがキューンとうなってソフトが入り、メニューにアイコンが追加されると思わずにまりとしてしまう経験、ないだろうか。楽しみと快適さを倍加させるためには、ハードディスクは速くて容量の大きいものを選ぶことをおすすめしたい。
 現在、無事にMOやイメージ・スキャナもつながり、ソフトもそろい、ホームページ作成・更新のための準備は全て整った。
 後、必要なのは、まとまった時間である。(1997/11/22)

ホームページが更新されない理由
その1


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