表紙>たこつぼ山案内
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国道からたこつぼ山への登山道の入り口。 地元の定年退職したおじさんがボランティアで整備してくれたので、とても登りやすくなった。 |
100mほど登ると木の階段がある。ここもそのおじさんが整備してくれた。それまでは縄を伝って登るようになっていて、ここで何人もこけて怖い思いをしている。 | ![]() |
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さらに登ると小さな川に出る。ここもおじさんが一人で木を切って橋を架けてくれた。すごい。 |
この祠までくるともうたこつぼ山は目の前。道は二つに分かれる。どちらから登ってもたこつぼ山に出る。 | ![]() |
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右の道を登るとここに出る。この写真に写っている前方あと5m登るとたこつぼ山。 視界が一気に開ける。 |
ここはもうたこつぼ山の中央部。たこつぼ山の名のとおり、周囲を山に囲まれている。 | ![]() |
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さらに上に登ると「かたくりの花」が咲いている。 10株くらいだが、自然に生えたのであって、植えてのではない。 |
これも自然の山桜。 | ![]() |
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中腹から下界を見下ろしたところ。 浅間山がちらっと見える。 部落は南牧村 |
もうここは帰りの道です。この道を下るとさっきの祠に出る。 | ![]() |
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国道が見える。一番最初の登山道入り口を逆から見たところ。 |
ちょっと見たことのない蝶。 羽の模様が蛾のようだが、その他の特徴は蝶。 図鑑を見たが同定不能。 |
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たこつぼ山のつつじが美しい | |
毎年水たまりに産卵に来るカエル。 私を見てそっと逃げて隠れようとした。 メスは水たまりの中に隠れようとした。 かわいそうだからそっとその場を離れた。 今頃はたくさん卵を産んでいることだろう。 |
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木の根本に得体の知れない虫の大群。 虫というよりもダニかもしれない。 アブラムシのようでもある。 わからない。 たこつぼ山は不思議がいっぱい |
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H18.4.22タラッペを採りに登ったところ、木に寝そべっているこの蛇に出会う。アオダイショウのまだ若い個体らしく、色が青くない。長さは1メートルはあった。この日はタラッペを採る人が3人先に入っていて、すでにほとんど採られていた。「もうそれくらいにしてくれませんか」と言ったが、全く悪びれることなくその後も採っていた。所有するということはたぶん人間の原罪なのだろう。だからこんなに嫌な気持ちになるのだ。こうして自分の家だといって住んでいることも何やら後ろめたくなってくるから怖ろしい。 この蛇はそうした人間の欲望を象徴しているようだった。折しも竹島の領有問題で日韓が揺れている。私は哀しくなった。 |
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H18.5.22 山のフキを採りに行く。 フキの生えているあたりにこのウスバシロチョウが優雅に飛び交っていた。クロアゲハも幾匹か飛ぶ。 春のさわやかな日差しの中でゆったりと飛ぶこの蝶はかわいい。でもなかなか止まらない。 常に飛び回っている。 この蝶は歩くのが得意だ。 地面や葉の上をちょこちょこと器用に歩く。 それもまたかわいい。 |
H19.4.14 石をめくると、偶然ハサミムシの親子に出会った。 左上には卵もたくさんあった。 突然外気にさらされて無防備になったオスは小さな子供達を一生懸命かばって中央に集めて守っている。本能とはいえとてもえらい。 奥にはメスらしきものがもう一匹見え隠れしている。すぐに元通りにしてあげた。 |
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H19.4.14 何か獣らしきものの糞。 大きさは一つが3〜5cmくらい。 けっこう大きいので鹿とかウサギではないだろう。 イノシシとか? だれか教えてください。 |
H19.4.14 木の皮がすっかり剥かれて赤裸になった木。 これじゃあ枯れちゃうね。 こんな木があちこちにあって、山桜も一本やられた。鹿さんでしょうか。熊さんじゃないよね。 |
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たこつぼ山へ登る道 台風で崩落 復旧見通し立たず
2007.10.6
南牧村は先日の台風で一躍有名になった。
ひとつは日本一の高齢化
もうひとつは台風被害。
復旧費用は国が全面的に出してくれることになったらしい。
しかし、わがたこつぼ山の登山道まではもちろん費用はでるはずもない。
たこつぼ山が現在どのような状態にあるのか、確かめることができていない。
現在はまだ川の水量が多いので、雨が降らなくなったら、この川を渡ってたこつぼ山へ行きたいと思う。