表紙オカルト研究


 1 ハトホルの書 

ハトホルの書

人間はエネルギーであること。
電磁スペクトルの中では、1パーセントしか把握していない。

グループは十人。
数百万人の文明に属する、十名の個性を有した存在です。
あなたがたは新しい意識の次元へと生まれ変わるプロセスのただ中にあります。

人類の意識はこれまでに、母なる地球意識、それから父なる自主性ないし男性意識という、二つの極性を体験しています。
今回、女性性はバランスのとれた原理として返り咲くでしょう。両方のバランスがとれた両性具有的融合を遂げるのです。

地球が体験しつつある変化は独特である。

地球と金星はうまれる前からつながっていた。

サナート・クマラは非常に古い魂で、白色同胞団ホワイトブラザーフッドとして知られる、次元を超えた銀河評議会の一員です。;

古代エジプトの諸神は、宇宙の流動的エネルギー場を描き出したものなのです。

ピラミッド建立の第一義は、エネルギー発振装置としての機能。
プレアデス人やシリウス人などから支援を受けて作られていた。
ピラミッドは地球全域に建てられた。

アフリカのドゴン族はシリウスの知識がある。

私たちは音、エネルギー、愛に関するマスターです。
私たちはハトホル女神信仰を通じて、古代エジプト人が霊的な黄金時代を築くのを援助できたのです。

火星については、火星の地表に建造物の遺構の数々を今でも見ることができます。
金星の入植地は今日ではその姿をとどめてはいない。

水星の文明の存在者たちは、水星の混合気体や光源だけで生存できた。
月は地球の一部だった。

生命力を強め高める方法と、愛の倍音ハーモニクスを支えることが人類への二大貢献。

身長は3、4m。本来の姿は光です。

音は振動という資質を有するすべての現実の究極的本質であり、基礎である。「もの」は特定の倍音にある振動にすぎない。倍音を変えることで、人は物質の状態からエネルギーの状態へと移行できるのです。
その方法さえ理解すれば、人は物質の状態とエネルギーの状態を行き来できるようになります。

○倍音とは、基本の音の振動周波数以外に、その整数倍の振動周波数の振動がいくつも生じてさまざまな音色を造り出す。

第二章 エネルギー体としての人間
肉体はまるで星々から成る銀河のようです。各原子は、中心太陽のような核と、その周囲をまわる惑星のような電子をもち、太陽系そっくりです。
人の肉体の99パーセント以上は空間です。
二番目のエネルギー場は、「カーKa」と呼んでいる。「プラーナ体」。生命力プラーナは肉体と「カー」の両方に浸透している。
「カー」は霊的あるいはエーテル的なツインと呼ばれることもある。
「カー」の発達が高次の意識への移行に大きく影響する。

中央柱をプラーナ管という。
「カー」はあなたがたの思考の明晰さ、力、インパクト、そして感情の質まで決定する。

頭頂に達したクンダリーニエネルギーは、「宇宙意識」といわれる意識レベル、「すべてなるもの」とつながりを開きます。
プラーナ管はヨーガのスシュムナという通路とおおよそ符合しています。

プラーナ管はその人の意識の進化状況によって伸びぐあいが異なります。
プラーナ管は頭頂から会陰(性器と肛門の中間)を貫いて上下に伸びる。

●自己のエネルギーをマスターするエクササイズ1
@大地からプラーナ管へと一呼吸で吸い上げ、身体の力を抜いてため息のように吐き出す。A頭の上から天のエネルギーを体内のプラーナ管へと一息で吸い込み、吐き出す。

●自己のエネルギーをマスターするエクササイズ2
@大地からプラーナを引き上げ、一瞬息を止め、吐き出す。意識はプラーナ管に集中。
A天からプラーナを引き込み、一瞬息を止め、意識を身体全体に移し、息を一気に吐き出す。
意識の法則(エネルギーは意識にしたがう)

●自己のエネルギーをマスターするエクササイズ3
@胸の中央にあるハートのチャクラに意識をもっていく。無条件の愛と受容の感覚を思い起こす。
Aハートのチャクラに意識を向け、無条件の愛と受容を感じながら、息を吸って地中からエネルギーを引き上げ、プラーナ管に意識を向け息を止め、肉体に向けて吐き出す。
B同じく、天のエネルギーを引き込む。

天地のエネルギーがハートのチャクラに至り、そこから「適性化」されたエネルギーが体中に循環する。

○性のエネルギーは下部のチャクラから発現された「カー」のことです。
「カー」を枯らすことなく、性の喜びに到達する方法は、タントラヨーガやタオの賢者によっって開発されている。

「死んだ」食物を処理するのに、消化酵素を要求するので、「カー」を激減させる。
健康に支障のないかぎり、肉体とくに目を日光から隔てないようにする。

「カー」を育てながら自己の意識の上昇を心がけるうちに、あなたはプラーナの力に気づくようになる。直観を得、内なる知識に気づき始める。これを「グノーシス」という。

ヒーラーが適切に浄化されていない状態で、病気の人を癒した場合エネルギーが枯渇してしまう危険がある。
ヒーラーはより高次の源からのエネルギーを中継しているにすぎないと自覚している必要がある。
人を癒すときに自分自身を守るためには、身体の中央を走るプラーナ管に意識の一部を向けるだけでよい。

クライアントはどれも偶然ではなく、ヒーラー自身の心理的、霊的問題の反映であることが多い。

性のエネルギーが高められると、体内の個々の細胞がオルガスムという恍惚状態に達することが可能となる。性のエネルギーを高めるのにパートナーの存在は特に必要ではない。

禁欲主義を選ぶなら、性のエネルギーを体内に循環させる方法を学ぶこと。

第三章 感情と人類の進化
感覚とは肉体的に体験される感覚刺激のこと。
感情とは、感覚に加えて、思考が合わさったもの。

あらゆる感覚や感情をみずから体験していくことは、あなたの「カー」にエネルギーを流すパワフルな手段です。
今日では、あなたの日常生活こそがイニシエーションのプロセスなのです。
「かー」を強化して、あなたの感覚や感情を完全な肯定的な気づきに向かわせることにより、進化を大幅に加速できる。

感情体は独自の共鳴振動を有し、「カー」とは別の動き方をします。

「カー」は肉体よりわずかに大きいだけで肉体の形に似ています。「エーテル的ツイン」と呼ばれた。「かー」はその周囲をオーラ場と呼ばれるエネルギーに囲まれている。
オーラ場はアセンション時に発火し、金色の光のエネルギー場となる。

次の感情体は、プラーナ体(カー)よりわずかに大きい。
次のメンタル体は記憶をホログラフ的に保持している。
次のアストラル体はさらに少し大きい。
次に卵型のエネルギー場があり、エーテル体と呼ぶ。
最後がコーザル体。

イエスのエネルギー場は数百キロメートルも広がる。
アセンションを遂げた存在のエーテル体は既知の宇宙のすべてを内包する。

●自己のエネルギーをマスターするエクササイズ2
座るか横になりリラックスする。
特定の場面におけるあなたの感情反応を思い出す。
感情を思い出したら状況は手放し、感情のエネルギーを身体のどの部分に感じるか注目。
また別の感覚を回収してくる。身体のどこにあるか、その脈動の強さ速さ、動きの方向を観察する。

喜怒哀楽のさまざまな感情を回収する。

その状況を非常に鮮明に、いま初めて感じているかのように思い出す必要がある。

エネルギーの問題は、感情体と「カー」が非常に近いものであることに気づくこと。
あなたの意識が「カー」に移れば、恐怖を即座に変化させることができます。


日々「カー」に注意を向けることは日課の一部になりうる。
「カー」は肉体が滅びた後も一定期間存在していることができます。

メンタル体はそのエネルギーを映し出し、言語を用いてそれにラベルをつけます。
ある状況に対する感覚的反応を、よい、悪い、不愉快、困難などとラベルを付けて決めつけてしまう人類の習癖はけっして人類に役立つものではありません。

○無条件の愛と受容を感じる体験を繰り返し選択するにしたがい、感情体のなかで頻繁に倍音が生じてくるようになります。

●自己のエネルギーをマスターするエクササイズ2
一日に一度、愛と受容の感覚を呼び起こして、数分保持する。

怒りの存在は進化を妨げる。

これらのエクササイズを実行するために、現在すでに励行中の霊的修練をやめる必要はありません。

第四章 みずからを開くことへの怖れ
愛に自分を開くことへの人類の怖れがある。
進化や気づきへの壮大なる一歩は、みずからの感情や感覚を開く過程のなかで起こる。

感情を表に出す出さないに関係なく、ただ深く感じる能力の豊かさ画「カー」の振動を早める。
ハートのチャクラは、肉体の「中心太陽」と呼ばれ、高次の意識と税大成にいたるエネルギーの流れのすべてがそこで生じる。
出来事や体験を受け入れることが、成長と進化を加速させるチャンスだ。

あなたの内側を流れる感情や感覚のエネルギーは変容の炎にための燃料なのです。

●自己のエネルギーをマスターするエクササイズ3
プラーナ管に意識をもっていき、息を吸い込み息を止める。プラーナが体内を流れるままにしながら息を吐く。これを一、二分。
意識をハートのチャクラにとどめたまま、地と天の両方からプラーナを吸い込み、呼気と同時にハートのチャクラをとおして循環させます。
プラーナがハートのチャクラに流れ込むようすを想像し、花が開くことを視覚化する。

胸の中心にある花を意識し、その花びらが開いていくのを想像すると、ハートのチャクラがそれに呼応するのです。想像によってむすばれたイメージは、メンタル体や感情体で起きることとエネルギー的につながっています。

心を開くとは、だれに対して開くべきなのかを正しく判断できるようになることです。

私たちは愛と歓びの周波数に暮らしています。その周波数は、自分たちのエネルギーのしくみを把握し、それにはたらきかけることによって身につけたものです。

惑星マルデックの破壊で、意識の継続性を学ぶ。(霊魂の不滅)

第五章 均衡のピラミッド
底面は正方形。底面の四つの点は安定性の要素を表す。
1 あなたとあなたの肉体および「カー」を含む精妙なエネルギー諸体との関係。
2 あなたと、あなた自身または他者との関係。
3 あなたと、あなたの宇宙や世の中や地域社会に対する奉仕との関係。
1 あなたと、あなたの暮らす世界を構成する聖なる元素との意識的な関係。土、火、水、気。

アセンションのために四つ目の基盤の一つ目は、肉体を含め「カー」およびすべての身体が強く活性化されていること。
基盤の二つ目は、自分自身を知り、調和した人間関係を築くこと。
人との関わりの中で、できるだけ直接的で率直であること、自分の要求や願望をできるだけ誠実かつ明確に相手に伝える努力をすること。
基盤の三つ目は、あなたが地上での時間をどう送るか、世界に何を与えているかということ。「仕事とは愛の顕在化にほかならない」
基盤の四つ目は、聖なる四大元素とあなたとの意識的な関係。
聖なる元素とは、大いなる目覚めた存在たちに他ならない。意識をもつ存在。

四つの基点に注意を向ける。
1 肉体そのもの、そしてあなたと肉体との関係を育み、強化する。
2 あなたと自己の真実との関係、あなたと他者との率直な関係を意識し、それを強化する。
3 あなたと仕事との関係、あなたと奉仕との関係を強化する。
4 あなたと、肉体や地球のリアリティー全体を構成する「聖なる元素」との関係を強化する。

元素の名
火=カーKA
土=エルEL
水=リームLEEM
気と空間=オームOM

人は知覚可能なリアリティーの1パーセントも意識できていない。人の脳が、知覚を期待するものにみを知覚するためだ。
自分の精妙なるレベルの神経系も発達させれば、別のレベルの気づきも認識しはじめる。

「究極の源」ないし「創造主」という存在があり、あらゆるレベルの全宇宙を支える事実上の振動エネルギー場を創造しています。その創造のなかには、最高レベルには至らないものの力のある創造主たちが無数におり、さまざまな世界や宇宙まで顕在化させている。

第六章 アセンションの上昇螺旋
私の人間関係に、いま何が起きているのだろうか。それは率直で意義あるものだろうか」と自問してください。
アセンションのプロセスは思い込みや自己欺瞞といった大きな危険性をはらんでいる。

四つの基盤すべてを安定的に進化させることが大事。
だれかと交流をもつときは、最高の状況イメージに自分をゆだねてください。

アセンションの螺旋を上っていくプロセスにはエネルギーがいります。
上昇するエネルギーの獲得を可能にするのが「カー」です。

ピラミッドは拡大し上方へ伸びています。

○フォトンベルトで光の密度が増加すると、「カー」がその光を取り込み、さらなるエネルギーと気づきがそなわるが、破壊の炎もあおる。

2000年から2020年の間に主要な倍音がピークと呼ばれるような地点に到達する。
フォトンベルトは非物質的超空間で発生する、高密度の光粒子の帯をいいます。

○アセンションのゴールとは、ある特定の意識のオクターブに達することではなく、自分自身を愛に委ね、そして人生に起こり来るさまざまな状況に対して最高次の可能性にゆだねることなのです。
まずはあなたが手がけられることから変えてゆくこと。あなたが世界にもたらす愛を殖やすこと。

第七章 混乱の中で安定を確立する。
人類は地球の進化の上昇推進力にいわば便乗しているのです。

●自己のエネルギーをマスターするエクササイズ4 パートA
プラーナ管をとおして天と地を結び、感情のエネルギーのバランスをとる。
次にハートチャクラに意識を持っていき、呼吸する。
天と地からエネルギーが流れ込みハートのチャクラで出合うのをイメージする。

●自己のエネルギーをマスターするエクササイズ4 パートB
パートAと同時に呼吸にも意識を向ける。吸う、止める、吐くのリズムに注意を向けながら、絶え間なく流れ込むプラーナの流れを感じる。
●自己のエネルギーをマスターするエクササイズ4 パートC
パートBにつづき、呼吸を変える。まず非常に早い呼吸をする。次にゆっくりと呼吸する。それから息を止め、一時停止します。
●自己のエネルギーをマスターするエクササイズ4 パートD
意識をすばやくプラーナ管に移し、それをイメージの中で地球の核にまで伸ばす。
エネルギーが錨のようなものに下に引っ張られている感じ。

人々が地球を学舎として選ぶ確かな理由の一つは、感情エネルギーをうまく使いこなすことを学ぶためなのです。

音を聞くことはまるでターボを稼働させるようなもので、エネルギーもパワースピードも増幅することになります。

自分の内なる空間、静穏と平和が保たれ、結びつきの感覚と愛が存在している空間に入り、鎮めるエネルギー表現するような音を発すると、共鳴振動の法則により、その音を耳にした人々には鎮まった状態がくる。

基音の法則を学ぶ。一つの基音はそれ以外のオクターブに共鳴現象を起こす。

新秩序とは、顕在化が即座に起きること。人々も地球とも直接つながっている感覚。

第八章 聖なる元素
「エル・カー・リーム・オーム」からなるマントラの詠唱。四人のグループで四回。
元素の原型的領域に入る。
詠唱している過程で何が浮上してこようとも、それが浄化の一環であることを理解しておく。
頻繁に自然に入り、自然元素とともに過ごすことをお勧めしたい。

アセンションにはグラウンディングしている必要がある。
霧の中には意識を持つ儚い存在もあり、意思を通わせることもできる。

人類が体験している気象的な乱れの多くは、人類レベルでの攪乱した意識が地球と影響しあった結果であるということです。

太陽のエネルギー活動と地球上の出来事のあいだに、重大な関係がある。

これまでにもまして愛と赦しを実践してください。愛はまことのエネルギーであり、力であり、あなたを即座にもっとも深淵なる空間へ導いてくれます。
まずは自分自身を全身全霊で赦すことから始め、それを自分の外へと広げていってください。

あなたの肉体はもっとも聖なる神殿です。そこでは天と地が出合うところだからです。あなたの命は四大元素から生まれた贈り物です。四大元素に感謝の気持ちを伝え、メッセージを受け取ってください。

第九章 支点
今日では、イニシエーションを体験しにエジプトなどの地に赴く必要はありません。あなたが肉体をもちながら人間関係や仕事や精神的霊的探求でぶつかる試練こそ、高次意識にいたるための試験、つまり現代版イニシエーションにほかならないのんです。

人であるあなたの支点とは、多元的な力が現在という時点においてつながりあうところです。
重要な支点となる体験に遭遇してエネルギーの集中度が増してきたときに、うまく統御できるポジティブな状態に自分を調整することができるようになること。
意識は同じ出来事のまわりに天国をつくりだすこともできれば、地獄を生み出すこともできます。その反応の責任はあなた自身に帰します。
天国と地獄は互いに作用しあい、脈動する対極どうしなのです。あなたがその二つの極の振れの境目、支点なのです。

出来事そのものは本質的に空です。

高次の霊的神秘を見出そうとするまえに、自分自身の無意識という地下墓所に降りていかねばならないということ。

人であるあなたのなすべきことは、この次元における体験の全レベルを統合し、癒すことなのです。
暗闇とは気づきのない状態です。
●進化という仕事は、気づきがすべてを包容し、あなたという存在のすべてと一体化するまで気づきを広げていくことなのです。

心理学は社会への適応様式にすぎない。言葉にたよっている。
ヒーリングはクライアントの感情とそのエネルギーに直接アプローチする必要がある。

感情面のヒーリングに電磁エネルギーを使うことは差し支えない。

無機質と酸素の量を増加させること。コロイド性ミネラルの発見が役に立つ。
新芽や水分の多い葉野菜がよい。

集団意識の想念型や感情的なエネルギーのかつどうには、生命力を弱めたり、抜き取ったりする傾向があることを忘れないでください。
「感情の世話人」ともいうべき人々への警告です。

バランスのとれた支点とは個人によって達成されるもので、文明によるものではない。
エジプトのトートの時代です。

○私たちが愛のマスターである理由は、わたしたちが感情体のバランスを達成し、「大いなる神秘」のなかにみずからを安定させることができるようになったからです。
愛は人の感情体における強力な焦点でありバランス点です。

地球が愛と感情の学舎であり訓練場であるのはなぜか。
ここ地球では草木の発達と、そのまわりに発生する酸素の流れが生命の誕生を可能にしました。感情と酸素のあいだには生命維持に不可欠な関係があります。酸素および性目理力であるプラーナは、感情に直結しているという解釈があるのです。そのため地球は感情の体験がきわめて伝わりやすい環境を発達させてきた。

第十章 カギとしての音
人は光や音をともなうさまざまなエネルギー場の複合体です。
あなたの身体という宇宙は、その全体が「歩く交響楽」なのです。

たとえば怒りの感情とその音声シグネチャーは、一定の音質、音色、高低、密度を帯びているということです。怒りは多くの人が胸部の上方と両腕の表皮に近い部分で感じます。
どんな感情や感情反応も体内の細胞間の共鳴場から発せられているのです。

感情の抑圧は健全なことではありません。

○感情には音声シグネチャーがあることを認識すること。
音声シグネチャーは溜息、怒声、悲鳴、笑い声などとして音で表現されうるもの。
次に体内で感情がとどめられている領域に意識を向け、その部分を包み込む

●自己のエネルギーをマスターするエクササイズ5
ある特定の感情と、それがもたらすあなたの感覚反応を思い起こしてください。その感情を感じ、思い出したら、頭からつま先までの身体の細胞のあいだに広がる広大な宇宙を、あなたの意識で取り囲みます。その感情が身体のなかのどこで体験されているかに意識を向け感じ取ってください。その感情が存在するところに意識をもっていって、深く深呼吸します。吐く息とともにその感情の音を出してみましょう。

感情エネルギーは声帯や身体の動き、その両方を使って浄化することができます。
ストレスとは、細胞のエネルギー場が抑圧された感情を音あるいは振動として抱え込まねばならなくなって、その感情の抑圧のために体内化学物質の変容その他の生物的要素が誘発されることが原因です。
何か感情反応が生じてきたときには、その感情反応を感じる身体の部位に注意深く意識をもっていきます。表出を求める音がおのずとわかる場合もあります。その時にはその音を思い切って出してみてください。笑いやうめき、うなり、すすり泣きかもしれません。

二番目の情報として、特定の意識を活性化し、その意識状態にアクセスする手段としての音。マントラなど。

●自己のエネルギーをマスターするエクササイズ6
平和の感覚をもっともよく表す音を出してみましょう
あなたの気づきの意識から生み出された音は、その意識の音声シグネチャーの反響です。望むときはいつでも、その音を用いれば同じ気づきの意識にアクセスすることができます。

「感覚・感情」と「音声シグネチャー」の組み合わせを使う。

鍵は、意図と気づきと音を正しく使うこと。

あらゆるものごとの本質は振動(波動)であることを忘れないでください。

感情の微細な感覚を体験できるように、意識を訓練すること。

感情は体内において、緊張か解放として感じられます。
呼吸を止めて肺の緊張を感じる。息が肺に肺って解放を感じる。

●音を出すことが恥ずかしいという人は、おそらく幼年期にやりこめられたり黙らせられたり、抑圧されたり、または自分を表現するのはよくないことだと思わされるような感覚体験をしていた可能性があります。こうした感情的な障害は解体させる必要があります。エネルギーを封じるという選択だからです。

人類はほとんどの人がどもっています。真実を抑圧しているためにはっきり言明できないという意味においてのどもりです。

感情がわいたら、それに音があることを知ってください。その音を発しながらどんなものも感じるままにしていると、自分自身の浄化を助けたことになります。

否定的な感情を取り除くのではなく、変容させるのです。

肝臓はしばしば抑圧された怒りを、腎臓は抑圧された恐れを、肺は抑圧された悲しみを溜め込みます。
器官と感情の関係が存在しています。

アトランティスはフリーエネルギーに取り組んでいたが、音はその重要な部分を占めていた。ものの見方が過剰に観念的になり、生物的なルーツから離れアンバランスになり滅びた。

人はまだ物理的現実を体験しますが、感情レベルでは直観的な「ホルスの目」や叡智の力である「トートの目」をとおして、物質を超えた向こうにある何かを感知しています。
人生のあらゆる出来事を直観的機能を通して感知し陶冶するならば、人は根本的な愛とすべてのバランスのなかにグラウンディングするでしょう。
そして二元性のヘビである大蛇アポーフィスにかき乱されることもなくなるでしょう。

つまりいいか悪いかの判断を手放すということですね。

あらゆるすべての背後に存在する「源」につながっていただきたい。

エネルギー的な観点から見ると、より高次の意識や愛という感情の資質を養うことが真実との直観的なつながりを強めることになります。
もっと愛すること、もっと自他を赦すこと。
自由になるかどうかは自分次第である。

第十一章 運命を変える
運命は決まっていない。
運命やそれを変えることの問題は、気づきと選択と波動にかかってきます。
あなたの内的反応を変えることで軸足を乗せるポイントができます。すると運命は、そこを基点に変化しつつ展開していくのです。

最高次の表出の選択」もっとも壮大なレベルの気づきと選択。思いやりをもつことです。
人生で体験するすべての出来事に対し、気づきと受容と思いやりを選択すれば、その選択は叡智と平和というご褒美をもたらしてくれます。

運命を発展させ、それを変えていくためのカギは三つです。
気づき
選択
波動(振動)

もしあなたが愛に満ちた人間関係を望むなら、あなたの意識の中に、愛に満ちた人間関係の波動を保っていなければなりません。そうすれば磁気的法則により、あなたは愛情豊かな人を身の回りに引き寄せることになるでしょう。

自分の未来の外的現実を変える鍵は、自分が内側で下す選択から生まれることを確信してください。
思いやりと受容の心があれば、感情エネルギーは安定に向かい、ポジティブな選択をする力に気づきと明晰さが加わります。

自由と意識上昇と進化のための三つの鍵
自分には常に選択の機会があるという気づき
選択肢にエネルギーを流す力
常に高次のあらたな波動を獲得しうる潜在的可能性

カルマは存在します。宇宙においてなされた行為の結果が表出したものにすぎません。
私たちは精妙な領域において否定的カルマのエネルギーを変化させ、浄化することを特にお勧めしたいと思っています。
なぜかというと、そうすることで外的なあれこれを解決する必要がなくなるからです。
今後の運命については、今まさにこの瞬間に播かれた種のもたらす結果なのです。

決定する立場にいなければ社会は変えられないと感じている平均的な人々も、意識、波動、共鳴の領域における自己本来の姿を真に理解すればパワーを発揮することができます。怖れであれ愛であれ、ある特定の波動をもつ人が充分な人数に達すると、その社会に強い影響力を及ぼすことになります。

地球にはめまぐるしいほどのカルマの精算をともなう活動の場が多くのレベルに存在するため、カルマのパターンの学習には地球以上に適した場所はどこにも見あたりません。
カルマが浄化されると運命が変わります。

もしあなたが予言を聞いたなら、それを事実としてではなく見込みとして受け取ってください。
予言の本当の役割は、社会や個人に将来に起こることの可能性について警告を発することです。

意識は言語によって体験を記録し、言語によってそれを引き出します。

直線的な時間の計測単位や計測装置を用いた瞬間に、人の知覚作用には影響が生じてくるということです。

時間の三つの脂質は、
@生物的時間。
A月の時間
B超銀河的な時間

自分独自のリズムに敏感になり、月の位相に注目し、新月から次の新月までの運行を感じてみることだけでもお薦めしたい。
「フラワーオブライフ」は目覚めをうながし、個人的な運命と集合的な運命の変容という目的達成を助けるもの。

第十二章 力の聖笏
@秘儀参入者の体内エネルギーの中枢であるエネルギーの渦であるチャクラを活性化するために使われた。
A自分自身の選択や直観の範疇で自己のエネルギー体を活性化する。
C笏のてっぺんに特殊なクリスタルと宝石がついており、その周波数と構造とが秘儀参入者の第三の目から発せられた思考を増幅した。
C第四の目覚めに関係している。

第一の目覚めとは、植物の意識レベル。自己概念はない。体のレベル。
第二の目覚めとは、自己意識のレベル。
第三の目覚めとは、外部世界における他との関わり。
第四の目覚めとは、個人から超個人の領域への意識の移行。利他的なホウシや、愛の感情や人間関係を通してハートチャクラから活性化。聖なる元素を理解すること、「カー」を強化すること。
プラーナ管の活性化。天と地が出会う。
その人を外側から見ても、べつだん特に変わったところはないように見えるかもしれませんが、内側には全く違うリアリティーが展開しているのです。

ハートチャクラが中心にある。ハートチャクラは「クー」と呼ぶ魂の座。
意識の焦点を無条件の愛におくとき、人はアセンションのらせんを上昇します。
ハートチャクラとの関わりにおいて愛を表出させながら性的な関係をもつとき、そうした感情や感覚はいうまでもなく性の表現のなかに浸透するため、表出された性は神聖かつ高められたものになるのです。

クンダリーニエネルギー以外にも脊柱を上昇するエネルギーがあることを承知しておいてください。
クンダリーニは意識の電磁的エネルギー場であり、ルートチャクラを起点として肉体に保たれています。
「セケム」と呼ばれる生命力は太陽神経叢つまり胃のあるあたりと下腹部に保たれており、脊柱を上昇する前に一度性器まで下がります。このエネルギーは第二チャクラ(仙骨)に意識を集中することで活性化されます。

体や意識を活動させ持続させる力は下部のチャクラで発生するため、それらを避けて通ることはできないということ。
そうした生命力のエネルギーもハートチャクラをとおして表出させることができるのんです。

●実際にエネルギーを動かすのは内なる意識の集中にほかなりません。
エネルギーの自己統御が可能になれば、外界の技術はまったく必要でなくなります。

秘儀参入者になることに身をささげた人は人口の1パーセント未満で、そのうち、最高レベルを達成できた人は10パーセント未満だった。

自己統御の追究はあらゆる生に及ぶ。

「オシリスの復活」の神話
永遠に偏在し平和である存在を表すシンボルは「マアト」
二元性を表すシンボルは「大蛇アポーフィス」
オシリスの弟セトがオシリスを殺し、息子のホルスが復活させる。

外面的に生活が順調であることは、霊的進歩の基準にはならない。

進化あるいはアセンションしつつある魂にとっては、人生における出来事は目を見張るほど素晴らしく美しいものとして映ります。なぜならそうした出来事は癒しを、わけても過去に癒しをもたらす機会であり、過去を癒すことは意識のアセンションにきわめて重大だからです。

第十三章 いまだ問われざる問い
答えは質問そのものに包含されていますから、もっとも得るところの大きな回答がそこにおのずと姿を現すような、的を射た質問をすることが大事です。

地上にあふれる存在はみな、より大いなる生命の一部であり、その大いなる思考の表出である。
人は地球にとってものニューロンなのです。
「ここで私が得られるものは何か」という問を、
「この状況で少しでもよい結果をもたらすために、私にできることは何か」という、いまだ問われざる問いに転じることであなたの意識は進化します。
「愛されたければ愛しなさい」
自分を犠牲にすることなく、バランスのとれた統合性のあるやり方で他に手を差し伸べるという意識を広げることで、個人の気付きは大いなる全体へと拡大します。

●生命に貢献するために自分の生命を使う
●どんなものも知覚者の意識状態をとおして知覚されるため、知覚されたものはすべて意識状態と相関関係にあります。

過去は変えることができ、未来は想像をはるかに超えた機会として訪れます。

これを数週間実践してみて、何が起きるか見てください。人々や動物たちに親切にできる機会があれば、行動で示してください。

「私をとおして生命のもっとも深遠なる目的に貢献するには、ここで私は何ができるのか」

愛という基音、基本波動のなかに入れば、いかなる出来事に遭遇しても、それに侵害されたり影響されたり傷つけられることはありません。

姿や肉体のない存在による情報だからといって、それが人間存在による情報よりも価値があるとか優れているなどと自動的に決めてかからないでください。
体がなくても目覚めていない存在はたくさんおります。
識別には、心の力と、思考の力を使ってください。

非物質的領域では、位置は空間によってではなく、思考と感情を合わせた意識の繊細な特性によって決まるのです。

私たちは誰かと交信したいとき、その人の空間的座標は必要ない。ただその人を「思考」に浮かべ、その人のかたわらにいる自分を感じます。すると倍音共鳴の諸法則により、私たちの一部がその人を「見つける」のです。

非物質的空間から三次元の世界へは、シリウスのような「扉」を通るか、物質自体の基層を通るか、どちらか

宇宙はホログラフィー的である。
物質とエネルギーは互換性がある。
物質は本質的には「閉じ込められた光」、あるいは振動の速度を落とした光なのです。
ホログラムは、部分の中に全体を包含しているます。

●出会いのすべては生命に貢献するチャンスです。
ほんのちょっと立ち止まって相手の目を見るとか、どんな方法であれ、その人が単なる物体ではない何者かの存在であると認めたことを相手に伝えるだけで、あなたは確実に生命に貢献したことになるのです。
どれだけ言葉を発したか、行動したかよりも、あなたが自分のエネルギー場に保持している感じ方や内的姿勢がものをいうのです。あなたがその人を好きであろうと好きでなかろうと、出会う人はみな大いなる宇宙の一部であるという内的姿勢をただ保ちつづけることです。