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自己紹介の指導案
(「演劇は道具だ」宮沢章夫著 理論社より)
自己紹介のバリエーション。
1 何周も自己紹介をする
自己紹介はたいてい一回りすると終わりだが、これは何周も何周も回って何も話すことがなくなるまで自己紹介する。しだいに話が抽象化してきて、どうでもいいことを話し出す。そのどうでもよさとわからなさが別の本質をあぶり出すというもの。
2 うその自己紹介をする。
ルール@ 本当のことを言ってはいけない。
ルールA できるだけ本当らしく話す。
ルールB 聞いていた人は質問しなければいけない。
ルールC その質問に即座に応える。
これはそのうそのつきかたによってその人を知るというもの。
3 他人を取材して紹介する。
机をはさんで向かい合って話をきく。
メモする。一人30分〜60分。
二回目は質問された人が質問する側にまわる。(同じペアではない人に質問する)
30分でメモをまとめる。
発表する。(聞いたところという言い方は禁止)
重要なのは、どんな質問をしたかによって、紹介をしている人のことがわかること。