ようこそお茶室へ
 私がお茶をはじめたきっかけは、日本人って文化についてまったく無頓着というかなんというか、わりと考えないですよね。特に最近では外国から日本へ来られる方が増えてきましたが、そんな方々によく日本の文化とか、お茶やお花や歌舞伎、着物のことなどについて質問されます。いつもうまく答えられない自分がちょっと恥ずかしいということと、外国人って自国の文化については、しっかりとしたものを持っていますよね。

.....もともと茶道には興味があったわけで、十数年前からこの世界を覗いております。

 元々茶道は、男性のみであったものが、400年もたった今日では女性の花嫁修業(もう死語?)の一つというような感じで受け取られますね。ですから、お茶会に出かけてもほとんどが女性でその中にぽつんと猫背のおっさんがいるわけでちょっと変な感じでになってしまいます。

 日本人であるならば、お茶の飲み方くらい知っているのが常識だと思いませんか?


 茶道、自然な心で事に臨みそしていかなる時にもあわてたり動じたりしないと云う心構えを私たちに授けてくれる云うのが茶道の目的とするものなのです。

従って、あなたの心とあなたがするお点前が一体となるように努力すべきものが茶道なのです。

芸術の一分野

あらゆる日本の伝統を持つ芸術が集まって一つになったもの。絵画、陶器、ぬりもの、織物、そして食べる作法など....

私の師匠・五味 宗加先生のことば


平成12年4月29日 群馬県前橋市・臨光閣 別館にて


 五味社中のみなさんと一緒に

2000年初釜のとき 

 

千家家系図
茶道小史
利休百首
千家十職

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