木暮医院院内報 2000年秋号

木暮医院スタッフの広場

食欲の秋!
旬の野菜、くだもので栄養バランスのいい食事を!

 厳しい残暑の中にも少しずつ秋の気配が感じられるころになりました。 暑い日が続き冷たい物の取りすぎで、胃腸の疲れ、体調のすぐれない人も多い事と思います。 旬の野菜、果物を取り体調を整え夏バテを解消しましよう。


 野菜も果物同様、生で食べると繊維、酵素、水分が豊富なのでお腹の中もきれいになります。 緑の野菜は葉緑素をたくさんふくんでいるので緑の野菜を食べれば間接的に太陽のエネルギーを受けることになりカルシウムも豊富で吸収もよいのでたくさん摂りましょう。

 果物は食物酵素、ビタミン、ミネラルが豊富。果 物のビタミン、ミネラルなどの栄養素は口に入れるとすぐに分解され吸収されます。 胃に到達する前に消化可能な食物なのです。膵臓で消化酵素を分泌される必要がないので果 物を食べていれば消化酵素が節約でき消化がきちんとされれば豊富なビタミンやミネラルも素早く吸収できるから生の食べ物のなかでも理想的と言えます。
多胡雅江


秋の気配を感じさせながらも、夏の余韻が消えない9月。

 海に山にと、レジャーを楽しんだ夏も終わって、いつもの生活に戻る9月は、いささか体に疲れを 感じる時期です。スポーツなどで体力作りにはげむのは、疲れをとってから。

 そのためには、まず十分な栄養と休養をとりましょう。ムリをせず疲れたらよく眠ることとたんぱく質、 ビタミンの多い食事をとる様に心がけましょう。
青木こずえ


ようやく過ごしやすい季節を迎えて、みなさん旅行など予定を計画している頃では ありませんか? 私もこの頃になると、あれやこれやと暇をみつけては、 ちょっとした日帰り旅行などに友人を誘い、出掛ける事が多くなります。

 ところが、1度だけ旅行へいって大失敗した事があるのです。それは今年の1月に友人と2人で北海道へ 旅行したときの事です。
  世間ではインフルエンザが大流行。友人も例にもれず出発一週間前から39度の熱を出し今まで高熱など出した事のない私までがなんと出発三日前にダウン。出発前夜になってなんとか気合いで 熱を下げる事ができた私たちは、はるか北の地に旅立ってしまいました。


 しかし、到着してビックリ!! 外気はマイナス15度の白銀の世界。私たち2人は再び発熱38度の 真っ赤なゆでダコ。1ヶ月前から練りに練った計画も半分も消化する事ができずにトホホな旅行となって しまったのでした。

これから行楽シーズンへ突入しますが、季節の変わり目は体調を崩しやすくなっています。ムリな計画を 立てずに、体調を万全に整えて行楽の秋、食欲の秋、芸術の秋を楽しむことが出来たらいいですね。
斎藤こずえ

 

2000年 10月発行


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