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木 |
モ | 火 | モ | 土 | モ | 金 | モ | 水 | モ | 木 |
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七十五難は
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相剋関係というのはこの五行というものが、どこも出っ張ったり引っ込んだりしない様にしている力関係を意味している。ところが剋される側が、剋す側より強いという状態もある。相剋はバランスを取る働きであり、変化発展をさせるものでもある。左の図にある様に、相剋とは逆の力関係になった場合、変化発展が為されない。生体がこの状態にあるときの治療法則が七十五難といえる。肝実肺虚とは、肺の虚がほとんど取り返しのつかない程で、その虚をなんとかしなければならないため「余ったものが何か」を考えなければならない。その余ったものとは、肝実肺虚、火瀉水補。に加わっていない五行として‘土’であろうと考えている。土が、もしくは脾が、ほとんど取り返しのつかない肺の虚にどのように関係するのかから導き出した治療法で、丹念に何度も何度も治療しながら、肝実肺虚の肺の虚を回復に向けていくのではないかと思います。